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店舗販売より安い価格設定が可能なネット通販

元々、事業者が新聞や雑誌等に商品広告を掲載して消費者から電話や郵便物で注文を受けて商品を注文先へ配送し、決済するシステムが通販事業として成立していました。しかしながら、事業者、消費者双方が商品の注文から代金決済までの使い勝手が良くないのでこのシステムは商品販売の一部で利用されているにすぎませんでした。そこへインターネットの普及が始まると事業者がネット上にウエブサイトを設けて商品の宣伝広告を掲載できるようになったわけです。消費者がこうした宣伝広告を見てネット上で注文すると事業者が商品を物流基地から宅配業者を使って配送し、カード等で決済まで済ませる商取引の通販事業が一般的になりました。商品によっては手に取って目で直接見ないと安心できないものもありますが、今では日用品だけでなく生鮮食料品までネット上の取引ができるようになっています。この商取引は店舗を構えて従業員を張り付けておく必要がないだけでも経費節減が可能ですから、事業者は店舗販売より安い価格設定ができます。ネット販売は24時間、365日オープンしているので消費者も自分の都合の良い日時にネット上で安い商品選びできるメリットが大きいようです。

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